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「センカクモグラを守る会」設立記者会見

「センカクモグラを守る会」設立記者会見

「センカクモグラを守る会」設立記者会見
~尖閣諸島魚釣島の絶滅危惧種を守る~


多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって利用するために結ばれた生物多様性条約の締約国会議「COP10」が今月、愛知・名古屋で開催されるなど、生物多様性の保全が強く叫ばれています。 
 そのような中で、我が国固有の領土であります尖閣諸島魚釣島においては、センカクモグラ、センカクツツジなど多くの固有種が確認されています。しかし、意図的に離され野生化したヤギのために、島の生態系に多大な影響を生じ、数多くの固有種の存続が危ぶまれています。なかでも、センカクモグラは環境省および沖縄県の絶滅危惧種に指定されています。
 しかしながら、尖閣諸島に関しては、領有権の問題により、現状把握の調査および、保全がほとんど行われていない状態です。
 このような状況において、専門家による上陸調査を実施し、最終的に魚釣島のヤギを取り除くことが緊急の課題であるとし、「センカクモグラを守る会」を立ち上げることといたしました。
 とかく領土問題ばかり議論されている現状に対し、忘れ去られた固有の生物の保全の必要性を広く訴えていくことを目的としています。魚釣島の生物多様性の価値と保全の緊急性を訴え、上陸調査やヤギの除去を行うことを目指していきます。

 また、以下にて、設立の記者会見を行います。

                記者会見

日時: 10月7日(木曜日)PM2:00より    
場所:  環境省 記者クラブ
         〒100-8975東京都千代田区霞が関1-2-2 
                        中央合同庁舎5号館 25F
出席者:アルピニスト  野口健
           獣医学博士 了徳寺大学客員教授 山際大志郎
           富山大学理工学研究部准教授  横畑泰志

 尚、環境省に入館の際、事前登録が必要となります。大変お手数ですが、記者会見にご参加いただきます方は、事前に記者クラブ(03-3580-3174)にて「事前登録」をお願いします。6日中、遅くても7日午前中までにご登録お願いします。また、当日は、写真付身分証のご持参をお願いいたします。


最終更新日  2011年1月31日